枕草子で知る宮中の有職故実
 ―清少納言の身のまわりのあれこれ―

装 束(男子) 
直衣(のうし)  
貴族が主に自宅などで着用した平常服。略式には烏帽子(えぼし)をつけ、檜扇(ひおうぎ)を持った。
脇息(きょうそく)
室内ですわったとき、脇に置いてひじをつき、身をもたせかける木製の台。

【画像の説明】 
清少納言の父清原元輔の直衣姿。烏帽子をかぶり、檜扇を手にし、脇息(きょうそく)にひじをかけている。


 All rights  reserved by SUN EDUCATIONAL INC. Japan (c) 2004