枕草子で知る宮中の有職故実 ―清少納言の身のまわりのあれこれ―
装 束(男子) 直衣(のうし) 貴族が主に自宅などで着用した平常服。略式には烏帽子(えぼし)をつけ、檜扇(ひおうぎ)を持った。 脇息(きょうそく) 室内ですわったとき、脇に置いてひじをつき、身をもたせかける木製の台。
【画像の説明】 清少納言の父清原元輔の直衣姿。烏帽子をかぶり、檜扇を手にし、脇息(きょうそく)にひじをかけている。
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