枕草子で知る宮中の有職故実 ―清少納言の身のまわりのあれこれ―
調 度 御簾(みす) 細く割いた竹を横に張のように編んだ物で簾(すだれ)と同意。部屋の仕切りとして使用したり、日差しを遮るために垂れ下げられた。宮殿に用いるものを御簾といい、宮中の母屋ならびに廂(ひさし)のまわりに垂れ下げて用いられた。
【画像の説明】 御簾ごしの清少納言
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