枕草子で知る宮中の有職故実
 ―清少納言の身のまわりのあれこれ―

調 度     
御簾(みす)
細く割いた竹を横に張のように編んだ物で簾(すだれ)と同意。部屋の仕切りとして使用したり、日差しを遮るために垂れ下げられた。宮殿に用いるものを御簾といい、宮中の母屋ならびに廂(ひさし)のまわりに垂れ下げて用いられた。

【画像の説明】
御簾ごしの清少納言

 All rights  reserved by SUN EDUCATIONAL INC. Japan (c) 2004