●酸素の発見
登場人物: ジョセフ・プリーストリー、アントワーヌ・ラボアジエ
ジョセフ・プリーストリーとアントワーヌ・ラボアジエ、化学の根底に挑み「酸素」を発見した2人の科学者の物語。プリーストリーは炭酸水の発明、ネズミの生存実験など型破りな方法で気体を研究し、ラボアジエは厳密な計量実験により、当時燃焼の原因とされていた「燃素説」を打破し、燃焼は「酸素との結合」であることを証明した。彼らによる酸素の発見が引き金となり、世界中で元素探しが始まる。
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●電気分解による新元素発見
登場人物: ハンフリー・デービー
若き才能あふれる科学者、ハンフリー・デービー。10代の時から科学的な仕事に就いたデービーは、英国ブリストルにある医療気体研究所において、吸うと愉快になる気体、亜酸化窒素(笑気ガス)を発見する。ロンドンにある王立研究所に移った際には、素晴らしい公開実験により聴衆を虜にした。そして電池を使用した化合物の分解に挑み、様々な新元素を発見した。彼の手で電気は元素を発見する強力な道具となった。
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