CD

 

漢文入門

漢文入門 全5巻

各45分
テキスト付
各2,500円+税

 

漢文は日本人の言語生活を豊かにしているが、難しいと思っている人が多い。このシリーズは漢文の読み方、漢詩の鑑賞、中国の思想、史話、格言と故事について分かりやすく解説する。テキストと照合しながら、その文字を直接音で聞いて学ぶので容易に理解を深めることができる。

タイトル

価格

対象学年・監修者・出演者

内 容

漢文の読み方

 

(在庫終了) 

 

 

 

 

APCS3008

45分
テキスト付
2,500円+税

監修・解説:石川忠久
(二松学舎大学大学院教授)
朗読:白坂道子

漢文入門の第一ステップとして、漢字の性質と漢文の訓読法について、最小限知っておかなければならない基本的な事柄を、わかりやすく解説する。
(解説)中国文化と日本―日本における漢文の歴史と、漢文に何を学ぶか
(解説)漢字の話(1)・表意文字・漢字の構成(象形、指示、会意、形成、転注、仮借)・音(呉音、漢音、唐音、慣用音)・訓
(解説)漢字の話(2)熟語の構成(主語と述語、述語と補語、修飾語と被修飾語、並列、雙声と畳韻、一方に助字を含むもの)
(解説)漢文の基本構造と訓読・漢文の基本構造・訓読法(白文、訓読漢文、書き下し文)・送り仮名・返り点・書き下し文の書き方・訓読上注意すべき文字

'79

漢詩の鑑賞

 

(在庫終了) 

 

 

 

 

APCS3009

45分
テキスト付
2,500円+税

監修・解説:石川忠久
(二松学舎大学大学院教授)
朗読:白坂道子

漢詩の構造の基本的な事項を説明しながら、著名な詩を朗読・鑑賞する。また押韻、平仄等の解説では石川氏が例詩を中国語で発音、音による規則を明確にする。なお、伴奏音楽には、中国の古代楽器琴(きん)も用いている。
(解説)漢詩の特色、漢詩の形式(古体詩と近体詩)・句の切れ方・絶句の起承転結→(朗読)「春暁」(孟浩然)
(解説)律詩の構成→(朗読)「春夜喜雨」(杜甫)
(解説)押韻(1)五言の正格と変格・七言の正格→例詩の中国語による発音
(解説)押韻(2)七言の変格・換韻・一韻到底→(朗読)「送別」(王維)
(解説)平仄・四声(平声、上声、去声、入声)
(解説)対句→(朗読)「早春」(都良香)
(解説)その他・双声・畳韻・重言(畳字)

'79

中国の思想

 

 

 

 

 

APCS3010


45分
テキスト付
2,500円+税

監修・解説:石川忠久
(二松学舎大学大学院教授)
朗読・白坂道子

中国・春秋戦国時代の思想家のうち、儒家と道家を中心に、著名な原典を引いて思想家の人と考え方を平易に解説。漢文に親しみながら諸子百家の概要を知る。
(解説)儒家と道家・孔子について・『論語』・学問「学而時習之…」「温故而知新…」・修養「吾十有五而志干学…」と年令の異称・道徳「巧言令色…」「剛毅不訥…」・政治「道之以政…」と徳治主義「子貢問政…」・教育「子貢問師与商也熟賢…」「賢哉回也…」
(解説)孟子について・「人皆有不忍人之心…」(四端説)・孟子の性善説と王道思想・老子について・「大道廃有仁義…」・老子の道と無為自然・「持而盈之…」・荘子と価値観の否定・「南海の帝為修…」・その他の思想家

'79

中国の史話



(在庫終了)  

 

 

 

APCS3011

45分
テキスト付
2,500円+税

監修・解説:石川忠久
(二松学舎大学大学院教授)
朗読・白坂道子

中国の古典『戦国策』『史記』『十八史略』『蒙求』の中から興味深い話を選び、原文を白坂道子氏が朗読。石川忠久氏がその意味内容とともに、原文に関連する事柄や歴史散文の史的な流れを解説、漢文の長文に親しみながら史話の面白さを味わう。なお、音筝に似た琴(きん)を用いている
・鄒忌の美貌(『戦国策』)・舌ありや否や(『史記』張儀列伝)→『史記』について、合従連衡策・四面楚歌(『史記』項羽本紀)→楚の項羽と漢の劉邦(漢楚の興亡)について、鴻門の会について
・刎頚の交(『十八史略』)→例文前段の話・先ず隗より始めよ(『同上』)・伯牙絶紘(『蒙求』)→書名の由来

'79

格言と故事

 

 

 

 

 

APCS3012

45分
テキスト付
2,500円+税

監修・解説:石川忠久(二松学舎大学大学院教授)
朗読:白坂道子

日常よく使う格言や故事成語について、噺家桂文朝師が今日的な見方でユーモラスに説明、石川忠久氏が学問的な立場から出典や文章上の注意を解説。テキストの原文を見ながら聞くと楽しみながら漢文に親しめる。
〈格言〉・格言について・後世畏るべし・病は口より入り…・信にして疑われ…・桃李言はざれども…・瓜田に履を納れず…・人生は朝露の如し・青は藍より出でて…山中の賊を破るは易く…・忠言は耳に逆へども…虎穴に入らずんば…・寧ろ鶏口と為るも…・時に及びて当に勉励すべし…〈故事〉・矛盾・助長
〈故事〉・五十歩百歩・漁父の利・推敲・舟に刻みて剣を求む・虎の威を借る・蛇足・塞翁の馬

'79



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