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経営

プライマリー経営学入門

プライマリー
経営学入門
DVD 
全10巻

1990年初頭のバブル経済の崩壊により日本経済が逼迫、その後、アメリカに於けるIT関連の様々な新規ビジネスが脚光を浴びました。21世紀に入り、そのアメリカにもトップ企業の粉飾決算等の不祥事が発生、アメリカ型の経営にも大きな疑問符が付けられました。
今日、企業経営を評価・検証するための座標軸が大きく揺れ動き、経営の現象を研究する経営学(business administration)が多方面から注目されています。
「プライマリー経営学入門」は、経営学を学ぶスタートラインとして経営学を俯瞰してとらえ、個々の理論や手法がどのようにして生まれ、どんな意味があったのかを検証、解説します。 その時代時代の企業経営を理解するとともに、経営の本質に迫る経営学入門の映像教材です。

タイトル

価格

対象学年・監修者
・出演者

内 容

ICSRとコーポレートガバナンス 

〜企業は誰のもの?〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(DVD) 400V020S 
 

カラー
約35分
DVD
40,000円+税

監修 :
菊野一雄
(跡見学園女子大学教授)   山澤成康
(跡見学園女子大学教授)

P.F.ドラッカーは、数多くの著作や発言が大きな影響力を持った20世紀の知の巨人です。経営コンサルタントとしてGMに関わり、そこでの研究を基に著した《企業とは何か》の中で、企業には「新しいマネジメント」「従業員政策」「企業の社会的責任」の三つが重要であると主張しています。残念ながら、当時のGMの会長A.P.スローンはそれを受け入れず、それが今日のGMの経営破綻に、何らかの影響を与えていることは多くの識者が指摘するところです。オープンシステムである企業は、環境の変化の中で、企業統治の構築など新たな経営課題に取り組まなければならないこと。《労働の人間化》という新しい労働者観が生まれる中で、経営者感覚を持った従業員を育てる政策が重要であること。「企業は他者との関係の中で存在が問われる」という前提に立つ企業は、社会に対して責任があり、その利益が社会の利益と一致していなければならないこと。これがドラッカーの主張です。奇しくもそれは、現代の企業経営者が問われている課題でもあります。21世紀の時代の中で求められる経営とは何か。企業統治や、最新の従業員政策、企業の社会的責任について解説します。
【キーワード】 『企業とは何か』、所有と経営の分離、コンプライアンス、コーポレートガバナンス、オープンシステム、従業員政策、労働の人間化、カイゼン、企業の社会的責任、危機管理、タイレノール毒物混入事件、OUR CREDO(わが信条)、サスティナブル(持続可能な経営)
【実例企業】 GM、ボルボ、ブリジストンケミテック、トヨタ、ジョンソン&ジョンソン、
【関連人物】 P.ドラッカー、A.スローン、松下幸之助、F.テーラー、E.メイヨー、J.ロックフェラー[’10]