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経済

プライマリー ミクロ経済学入門

プライマリー
ミクロ経済学
入門
DVD 
全10巻

経済学の初心者にミクロ経済学の主要テーマを、身近な事柄から体系的に分かりやすく解説・紹介します。消費税、賃金格差、限定合理性などのトピックも取り上げ、家計と企業の行動、需要と供給、効率的資源配分、市場の失敗、独占、ゲーム理論、不完全情報などを学び、さらに近年注目されている行動経済学についても紹介します。重要なグラフは動画を用いて分かりやすく示し、より科学的な認識、理解に到達し、ミクロ経済学を興味深く学ぶことができます。
日々の経済行動を科学的にとらえる
●初心者を対象とし、ミクロ経済学全体を学べる構成。
●身近な経済事象から応用まで理解できる。
●主要なグラフの意味や特徴が動画により容易に理解できる。
●消費税、賃金格差、限定合理性など最新のトピックも採用。
●注目の行動経済学についても紹介する。

タイトル

価格

対象学年・監修者
・出演者

内 容

H 不完全情報

〜情報発信の重要性

(DVD)400V039S

カラー
約30分
DVD
40,000円+税

監修 :
浅子和美
(一橋大学経済研究所教授)   
山澤成康
(跡見学園女子大学教授)

 市場で全員が完全な情報を持っていれば同一の財・サービスはみな同じ価格になるでしょう。しかし、完全な情報収集にはコストがかかるため、買い手は情報を収集するのを止めます。結果としての不完全な情報が原因で市場が失敗する場合があります。例えば、中古車市場にはレモンといわれる品質の悪い欠陥車が紛れ込んでいる可能性があります。そのため買い手は高い価格を払って中古車を買おうとはせず,その結果価格が下がり、市場では質の悪い車が氾濫するようになります。逆選択と呼ばれるこうした現象は雇用や融資などの場面でも見られます。逆選択を解消する工夫がシグナリングです。中古車の場合、品質の信頼感を得るために専門ディーラーを通すこと、雇用の場合、能力を見極めるために求職者の資格や職歴を確認することなどがシグナルとして機能します。不完全情報による消費者余剰の低下、レモン市場、逆選択とモラルハザードなどを通して、経済活動における適切な情報発信の重要性について考えていきます。   

[キーワード] 
完全情報、不完全情報、一物一価、製品差別化、期待価格、レモン市場、逆選択、グレシャムの法則、シグナリング、自己選択、モラルハザード、年功賃金制、モニタリング['15]