大 学

心理学

ビジュアル教育心理学入門

DVD
全10巻

少子化による若年層の人口減、高齢化による教員不足が急速に進む今日の日本。現代社会に対応できる教員の資質向上と教員不足を補うための養成は我が国の急務な課題です。教職課程のうち教育心理学系の専門科目は、教育心理(中・高校生の発達と学習)、教育方法・技術・評価、生徒指導・教育相談・進路指導で構成され、教育心理はその基礎となるものを扱うことが期待されています。
 「ビジュアル教育心理学入門」は、教育心理学が担う青年期の心身の発達や学習過程に加え、今日的な課題や傾向についても取り上げ、教育方法や技術、生徒指導との関連やその基礎となるべき事項をドラマや再現シーンを用いて具体的に示す映像教材です。教育心理の中核的な内容や事柄を分かりやすく解説し、青年期の子どもたちとどう向き合うかについて考えていきます。
この作品は、大学・各種学校、学校図書館、公共図書館、各種機関における授業での使用及び閲覧・館外貸出・館内上映(非営利)ができます。
企画・制作・著作:(株)サン・エデュケーショナル

タイトル

価格

対象学年・
監修者・出演者

内 容

ビジュアル 教育心理学入門

A動機づけとやる気

 

 

 




(DVD)600V042S

 

カラー
約30分
60,000円+税

監修:
三浦香苗 (昭和女子大学)
指導:
大芦 治(千葉大学)

動機づけとは学習に対する意欲、やる気などと言われているものです。どうすれば学習に対する意欲がわき、やる気がでるのか、あるいは、どうして人は無気力になってしまうのかといったテーマは教育心理学の中でも重要なテーマの一つです。人は試験で良い点数を採るため、他人から褒められるためだけに動機づけを高めるのではありません。自分の興味、関心などに由来する自律的な意欲、つまり、内発的動機づけを高めることができます。また、動機づけを維持するためには自分のことは自分でやっているという感覚を持っていることが重要です。それがないと人は自分ではやっても無駄だという気持ちになり学習された無力感といわれる状態に陥ってしまいます。
この巻では、そうした内発的動機づけ、学習された無力感など動機づけに関するさまざまな実験の紹介を通して、教育場面で動機づけを高めることの意味とその高める方法などについて考えていきます。['09]