大 学

心理学

現代心理学  発達と支援 胎児期〜幼児期

DVD
全10巻

人間はどのように発達していくのでしょうか。人間の発達を研究することは人間の成長を知ることであり、人間の心を理解することです。特に、子どもの発達には人の成長の興味深い特徴や面白さを見ることができます。
子どもは周囲の様々な支援のもとで発達を成就し、真の自立と生きる力を獲得していきます。中でも、胎児期から幼児期までの発達とその支援は、後の発達に大きな影響を及ぼすことから特に重要といえます。
本作品は、生涯発達過程に於ける胎児期から幼児期までの発達の様相や特徴、支援の原理やあり方について最新の知見に基づいて解説する映像教材です。

タイトル

価格

対象学年・
監修者・出演者

内 容

現代心理学  発達と支援 
胎児期〜幼児期

D乳児の発達を支える母親のまなざし

 

 

 

 


(DVD)600V055S

 

カラー
約30分
DVD
60,000円+税

監修:
田島信元
 (白百合女子大学)
指導:
大藪 泰
 (早稲田大学)

内容
新生児から乳児への移行/乳児期前半/乳児期後半
解説
 新生児期が終わりを迎える生後2か月頃、赤ちゃんの情動や認知は劇的に変化し、新たな発達段階を迎えます。母親(養育者)との出会いを促すように昼間に機嫌よく目覚める時間が増え、母親への微笑や発生が活発化し、物に手を伸ばして操作するなど、外界との豊かな交流が始まります。一見すると無力に見える赤ちゃんは、外界との交流を能動的に作りだし、人や物の世界を人間らしい心で理解できる有能な存在です。そして、そうした有能性を発揮するためには、他者との情動的な結びつきが不可欠であることが知られています。「大切なあなたがいてくれて嬉しい」というメッセージを伝える母親の眼差しと振る舞いは、赤ちゃんに安心感をあたえ、外界への探求欲求を育むがゆえに、赤ちゃんの心身の発達を支援する最も重要な働きをするものです。
 ここでは、乳児―物―人との関係を二項関係から三項関係への発達として捉え、乳児が人や物と関わる体験過程の変化を紹介しながら、母親(養育者)の行動には乳児の発達を支援する様々な仕組みが備わっていることを解説します。['11]