大 学

心理学

現代心理学  発達と支援 U 児童期〜高齢期

DVD

全10巻


 

人は、幼児期までに自力発達の基盤づくりを達成し、本来的にもつ発達能力を発揮しながら、老いて死を迎える瞬間まで発達を続けます。人間の一生の問題である発達は、過程によって様々な変奏が加えられるテーマでもあり、また、その成就には他者からの支援が不可欠になります。
本作品は、生涯発達過程に於ける児童期から高齢期までの発達の様相や特徴、支援の原理やあり方について最新の知見に基づく実験や観察、データなどを交えて紹介、解説する心理学映像教材です。

タイトル

価格

対象学年・
監修者・出演者

内 容

現代心理学 発達と支援 U 
児童期〜高齢期

A児童期の対人関係・向社会性・自己の発達と支援

 

 

 

 



(DVD)600V062S

 

カラー
約30分
DVD
60,000円+税

監修:
田島信元
 (白百合女子大学)
指導:
藤ア眞知代
(明治学院大学)

内容
児童を取り巻く環境とその変化/児童期の社会的発達と教育/児童期の社会的発達のつまずきと支援
解説

児童期においては学校生活が中心となってくることにより、友だち関係の重要性が増してきます。また、認知的発達に支えられて自己中心性を脱し、自己と他者の理解が進み、社会的ルール に即した行動も形成されてきます。その一方で、人との関係の広がりは、様々な困難にも直面することになります。
ここでは、まず、友だち概念や友人関係が質的に変化し、児童期特有の仲間集団を形成し、そこでの経験による学びと限界について触れます。学校生活における様々なルールは、児童の慣習・道徳に関する理解を促し、多数決の意味や向社会的行動を行う理由にも変化をもたらします。
こうした変化の背景として教師と児童との共感的関係が大切なのです。また、この時期の重要な課題として仲間との比較などを通して自己概念を形成し、肯定的な自己感から自尊心をもつことにも言及し、さらに、社会的発達のつまずきとして、学校特有の問題としていじめ・不登校、子どもの特性による問題として発達障害などを取り上げ、支援のあり方についても解説します。['13]