大 学

心理学

現代心理学  発達と支援 U 児童期〜高齢期

DVD

全10巻


 

人は、幼児期までに自力発達の基盤づくりを達成し、本来的にもつ発達能力を発揮しながら、老いて死を迎える瞬間まで発達を続けます。人間の一生の問題である発達は、過程によって様々な変奏が加えられるテーマでもあり、また、その成就には他者からの支援が不可欠になります。
本作品は、生涯発達過程に於ける児童期から高齢期までの発達の様相や特徴、支援の原理やあり方について最新の知見に基づく実験や観察、データなどを交えて紹介、解説する心理学映像教材です。

タイトル

価格

対象学年・
監修者・出演者

内 容

現代心理学 発達と支援 U 
児童期〜高齢期

C青年期のアイデンティティの確立と支援

 

 

 


(DVD)600V064S

 

カラー
約30分
DVD
60,000円+税


監修:
田島信元
 (白百合女子大学)
指導:
大野 久(立教大学)

内容
青年期における社会的発達の様相/青年期におけるアイデンティティのつまずき/親密性の発達
解説

青年期は、生涯発達の中で一人前の社会人になるための自我発達に関心が集まる時期といわれます。
ここでは、生涯発達をエリクソンの漸成発達理論から捉え、青年期の発達と支援を考察します。自我発達についてアイデンティティの観点から、異性を含めた人間関係について親密性の観点からみていきます。アイデンティティの確立に関しては、アイデンティティとは何か、その模索、悩みの実例、見つけ方としての「危機」と「役割実験」、そして、アイデンティティのつまずきの可能性を秘めたフォークロージャー、アイデンティティ拡散、否定的アイデンティティを取り上げます。親密性の発達に関しては、親密性と愛情、その発達における問題、孤立(ひきこもり)、絶対もてないという否定的アイデンティティ、アイデンティティのための恋愛を取り上げます。
人生は青年期から始まるという言葉があります。それだけに迷いや悩みの多い時期です。これまでの研究で蓄積された多数の事例から、理論的解説と支援についての情報を提供します。['13]