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世界恐慌の引き金となった1929年のウォール街の株の大暴落に対して、60年後に起きたそれを上回る規模の株の大暴落は、最終的に大きな混乱には発展しませんでした。その理由は、市場の混乱を回避するために世界の中央銀行が協調して金融市場に積極介入したからです。金融市場に対する中央銀行の影響力の大きさが示されたエピソードです。それは戦後の日本経済の中で、日銀が実施してきた金融政策にも共通します。高度経済成長期にインフレや国際収支の不均衡回避に向かった日銀の金利政策。安定成長時代から本格的に始まった日銀の短期金融市場での金融調節、そしてバブル経済とバブル崩壊を受けて、日銀がとったゼロ金利政策と量的緩和政策。いずれも、時代の流れの中で変化する金融環境に合わせて進められたものであり、実効性の検証だけでなく、そこにどんな意味があったのをきちんと分析することは、金融論を学ぶにはとても重要なことです。銀行の中の銀行、あるいは通貨の番人とも呼ばれる日銀が果たしてきた役割と、その金融政策の変遷を、戦後の日本経済と照らしながらまとめたレポートを通して、日銀の役割と金融政策について学びます。

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(上から) アラン・グリーンスパン(FRB議長) /預金準備率操作/日銀の公開市場操作/日銀 速水総裁

DVD カラー 約35分   (DVD)400V029S
価格 40,000円+税



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